下北ジオパーク認定記念シンポジウム開催!その2

昨年9月に日本ジオパーク認定という一つの区切りを迎えた下北ジオパークにおいて、更なる住民参画や各種団体における積極的なジオパークの推進など、今後発展に不可欠な「住民連携・住民協働」の意義を広く周知するため、認定記念シンポジウムを開催しました。

開会セレモニーでは、認定証授与、ジオアート贈呈、ロゴマーク表彰が行われました。
昨年10月10日に静岡県で行われた「日本ジオパーク全国大会・伊豆半島大会」におきまして、日本ジオパーク委員会の中田 節也 副委員長から下北ジオパークへ渡されたものですが、その際は、下北ジオパークを代表して、認定プレゼンテーションや現地審査でも活躍なされた、田名部中学校の2人の生徒さんが受け取ったものです。
特定非営利活動法人日本ジオパークネットワーク事務局次長 野辺 一寛 様から、宮下会長へ授与していただきました。
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北海道地図株式会社様が日本全国のジオパーク地域に対し、それぞれのエリアの地図を、美術品のような構図で作成した「ジオアート」。
今回の下北ジオパークの誕生をお祝いし、作成した「ジオアート」を北海道地図株式会社・専務取締役 小林 毅一様から下北ジオパーク推進協議会へ贈呈いただきました。
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認定にあたり、新たなロゴマークを公募したところ、822もの作品の応募があり、最優秀賞を新ロゴマークとして披露されました。
市町村賞、審査員賞、優秀賞、最優秀賞の合計12点が発表され、最優秀賞に選ばれた名古屋市在住の方には、表彰のため、下北にお越しいただきました。
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また、国の重要無形民俗文化財に指定されている「下北の能舞」が披露されました。
能舞とは、室町時代に隆盛した修験能の典型といわれ、中世芸能の面影をよく残しております。
 元々、修験者が伝えた芸能ですが、600年ほど経った今では東通村を中心に16団体で継承されており、「下北の能舞」は国の重要無形民俗文化財に指定されております。
 能舞には、祈祷舞、儀礼舞、武士舞、修験舞、道化舞の5種類があり、合計27番の演目が伝えられています。
 東通村内では、14集落にそれぞれ能舞を伝承している団体があり、演じられております。
 正月、各集落では家々を門打ちし、悪魔退散、家内安全の祈祷が行われ、正月三が日及び小正月のいづれかの日に、夕方から深夜に至るまで各集落の集会所におきまして、能舞が披露されております。
 27番の演目の中から、一晩で10番ほどが披露され、最後の演目として、権現舞が披露されます。
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東通村郷土芸能保存連合会、鹿橋(ししぱし)青年会のみなさんの熱演で、能舞の世界にひきこまれており、喜ばれていました。

別会場では、下北ジオパーク「うまいもの市」として、下北管内の飲食店が「塩゛ラーメン」や「鯛飯」「ふのりそば」「押し寿司」などたくさんのものを出店してくださいました。
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午後の部は、小・中・高校生による学習活動発表会を行いました。
どの発表も工夫されており、とても楽しく、感慨深い発表でした。
児童・生徒による発表に対し、青森中央学院大学准教授 佐藤淳先生による掛け合いもあり、会場は大盛り上がりでした。
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そして、早稲田大学マニフェスト研究所顧問 北川 正恭氏の基調講演には、会場いっぱいのお客様がお越しになり、北川先生の話を真剣に聞かれていました。
時折、会場からは笑いがあふれていました。
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続いて、隠岐ユネスコ世界ジオパーク推進協議会事務局 野辺 一寛氏によりジオパーク基調講演では、ジオパークで何をしたいのかなど、確信をついた講演をしていただきました。
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最後に北川氏、野辺氏、下北GP推進協議会会長(むつ市長)との座談会を行い、下北ジオパークの今後のあり方、方向性等について話し合われました。
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長時間行われたシンポジウムですが、どの場面も多くのお客様がいらっしゃいました。皆様に少しでも楽しんでもらえていれば幸いです。